よく使うGitコマンドのエイリアス&シェル関数トップ10+α
この記事はGit Advent Calendar 2014の4日目です。
3日目は@sue738さんの「Githubのブラウザのみでブランチ切ってプルリクするまで」でした。おつかれさまでした。
今回はよく使うGitコマンドのランキングです。ちなみに、同じサブコマンドはまとめて集計しました。
ではさっそく結果発表です。
1位:とりあえずgs
これはgit status
のエイリアスです。
「何の作業してたっけな」という時にまず打ってみるコマンドなので、やっぱり利用頻度が高いですね。
ちなみに2位の3倍のダントツ1位でした。
2位:ga
, gap
でインデックス追加
それぞれgit add
とgit add -p
のエイリアスです。
gap
の方はたまにしか使いませんが、結構便利です。
3位: gl
, gln
でコミットログ確認
これはgit log
系のエイリアスです。
普段はシンプルに見るのでgl
はgit log --oneline
に割り当てています。
行数指定の方はgl1
やgl10
あたりを時々使ってますね。
4位: gps
, gpsf
でpush&プルリク
4位はgit push
系のシェル関数でした。
gps
と打つと現在のブランチをoriginにpushして、プルリクエスト用のURLを表示するようにしています。
実行するとこんな感じになります。
[feature/add_function] % gps
Total 0 (delta 0), reused 0 (delta 0)
To git@github.com:haracane/blog.enogineer.com
* [new branch] feature/add_function -> feature/add_function
https://github.com/haracane/blog.enogineer.com
https://github.com/haracane/blog.enogineer.com/tree/feature/add_function
https://github.com/haracane/blog.enogineer.com/compare/master...feature/add_function
ちょっと長いですが、シェル関数はこんな感じにしています。
5位: gd
, gdn
で差分確認
5位はgit diff
系です。
普段はgd
を、変更ファイルを確認したい時にgdn
を、直前のコミットの差分を見たい時にgd1
を使ったりしてます。
6位: gci
, gcm
, gca
でコミット作成・変更
6位はgit commit
系でした。
ちなみにgit commitをフックしてコミットメッセージに自動的にチケット番号を追加するようにしています。
7位: gco
, gcof
でブランチ切り替え
続いてはgit checkout
です。
gco
は普通にブランチ切り替えに使ってます。
あとはgcot .
で変更内容を元に戻したりもよくしてますね。
8位: gcof
でブランチ作成
次もgit checkout
系なのですが、ブランチ作成の用途がメインなのでランキングを分けました。
簡単に解説すると
- 作りたいブランチが既にあれば削除
git checkout -b
でブランチを作成
ということを行って強制的にブランチを作っています。
いちいち作成済みだったかどうか気にせずにブランチを作れるので結構重宝しています。
9位: gpl
, gplf
でブランチ最新化
こちらはgit pull
系のシェル関数です。
現在のブランチをoriginからpullします。
gplf
の場合は完全にoriginのブランチに置き換えるようにしています。
見ての通り実はgit pull
コマンドは実行してなかったりします。
10位: grbi
, grba
, grbc
でコミット書き換え
10位はコミットの整理に欠かせないgit rebase
系のコマンドです。
grb2
とかgrb3
とか割とカジュアルにrebaseできて重宝してます。
その他: grs
, grsh
, glcp
とか
他にはgit reset
系ではこんな感じのエイリアスを作ってます。
あとは直近コミット取り込み用のgit cherry-pick
コマンドを生成するシェル関数もよく使っています。
まとめ
以上、よく使っているgitエイリアス&シェル関数のまとめでした。
基本的に自分で使うだけなので適当なところが多いですが、参考になる物があれば幸いです。
5日目は@ayatoさんです。よろしくお願いします。